ITデューデリジェンス
クライアント概要
業種 | ウェブメディア |
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属性 | 投資ファンドのポートフォリオ企業 |
規模 | 従業員約200名、売上高約100億円 |
Project プロジェクト概要
目標
過去2年累計で10億円超のIT投資内容を評価し、以降のIT投資額やランニングコストの抑制可能性を検討する
スケジュール
- 2ヶ月以内を目処
本プロジェクト固有の特性
- 過去のIT投資の整理及び見直し
クライアントが抱える課題
- IT担当役員と、株主・経営陣との間で意思疎通が不足
- IT投資額の予想外な増加の根本的な原因を把握できていない
- 上記に伴い有効なコスト抑制策が打ち出せない
Project プロジェクト内容
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01過剰な自前主義
業務最適化、現場要望に過剰に寄り添った結果、システムが自社開発(安価な外部パッケージ導入にて概ね代替可能)
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02ドキュメント不在と人材不足
ベースとなる基幹システムのドキュメントがないため、プロジェクトが属人的なスキル・知識に依存し、チームを拡大できない
その結果、現社員の労働環境が悪く、退職率が高い -
03ベンダー依存
特定ベンダーに依存し、高い価格設定で業務を発注
ドキュメント不在の自社開発システムのため、ベンダー見直しが実質不可能 -
04身の丈にあったパッケージ選定
経営の規模に見合わないパッケージを選定し、ライセンスフィーなどが同業、同規模と比べて割高になっている
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05株主、経営陣へのレポーティング実施
経営、現場へのヒアリングを踏まえ把握した問題点に対するレポートと提言を経営陣および株主に実施
既存システムを残置すると高コスト体質が変わらないため、安価なパッケージを改めて導入し、現場オペレーションをそれに合わせるよう助言